『BCスキーヤーへの道のりは厳しい??』

今日はこれからBCスキーヤーへの道のりを歩む方へ…、
CLIMBING SKINS=シール
をご紹介します。
BCフィールドへ一度出れば、ちょっと大げさかもしれませんが…
自分の足が命!!
ゴンドラやリフトがない環境が待ち構えている訳で、
自分の足で歩いて登る必要があります。板を担ぎ・バックパックに取り付け…。
特にシーズン中の雪は柔らかく足は当然雪の中に埋り、一歩踏み出すのも一苦労ですが、

今回ご紹介する『シール』がいい仕事をしてくれます。
その性能を簡単にご説明すると…、
スキーを履いたまま斜面を後退することなく登れるようになる魔法のアイテム!!
使用方法は至ってシンプル、スキーの滑走面に貼り付けるだけで、
斜面をすいすいと登れます。↓立山での様子…、◯長さん、◯登さん↓。

前回ご紹介しました、
ツアーBindingとあわせて相乗効果!!

今日は『G3社』のモデルを例にご説明してみます。
仕組みや使い方の詳細ですが、
①貼付ける仕組み
滑走面に貼付ける面は『グルー』と呼ばれるノリ状になっていて、
かなりしっかりくっつきます。結構『ネバネバ??』です。

G3のグルーの粘り強さは、ハイシーズンの寒さで威力を発揮してくれます。
ノリが弱いと気温が下がるほど剥がれやすくなります。
トップから貼付けていきますが、フックのようなパーツを『カチッ』と2箇所はめ込みます。
パーツは可動式なのでほとんどのスキーのトップの形状に対応。

トップを固定したらシールでエッジが隠れないように貼付けていきます。
(エッジまでシールで覆ってしまうと斜めに登る時にズリ落ちてしまいます)

このようなカッターが同封されており、余分な所はカットする必要がありますが、

不安な方はピステにお願いすれば大丈夫!!
テール側の固定の仕方は、↓写真のように↓
テコの原理でクリップを返すだけで簡単に固定できます。


②斜面を後退することなく登れる仕組み
接雪面に無数の毛が斜めに植えられていて後退しようとすると、
毛が雪に食い込んで、ブレーキをかける構造になっています。
↓写真のように↓テールからトップ方向へ手でなでてみると
『ザラ、ザラザラザラッ!!』とすごく抵抗を感じ引っかかるような手触りです。
登る時にはこの抵抗がグリップ力を果たしてくれ、後退しなくなります。

↓今度は逆の方向↓へ手でなでてみると『スル、スルスルスルッ!!』と抵抗なく滑ります。

登りの際には、一歩ずつすり足で歩いて行く訳ですが、
抵抗が少ないとストレス無く足を前に運ぶことが可能になります。
グリップ力とスライド性のバランスの良さもG3の魅力!!。
そして…、
『素敵な景色を眺めながら登り、いざ滑りましょう!!』
となったらシールをバックパックに収納ですが、その時に必要なのが、
チートシートと呼ばれるメッシュのシート!!

折りたたむ際にグルー同士を直接貼り付けてしまうと、とても剥がれにくくなるほか、
転写した面からグルーが剥がれてしまう可能性もあります。
こんな感じでチートシートを挟んで折りたたみます。


折りたたんだら専用の袋へ、バックパックにもすっぽり。

今回ご紹介した『G3のシール』、モデルも複数ありますが、
これからBCスキーヤーの道のりを歩む方への特におススメするモデルは、
『ALPINIST+ UNIVERSAL』 ※今期モデルチェンジしました
グルーの粘り強さ・グリップ力・スライド性・重量・耐久性の
トータルバランスに優れます。

100mm ¥19,500(税別) 115mm ¥20,500(税別)
130mm ¥21,500(税別) 145mm ¥22,500(税別)
サイズはXS:150cm〜166cm S:161cm〜177cm
M:172cm〜188cm L:183cm〜199cm

野沢BCツアーでシール初体験だった『◯田さん』も、

この通り!!


無事BCスキーヤーへの道のりを
歩みだして頂けました!!
まだ体験されたことのない皆さんも是非ピステのBCツアーで…
一歩を踏み出してみては
いかがでしょうか?
商品も入荷してきましたので、是非店頭で手にとってみて下さい!!