BCの魅力!! ハマるためには?? vol.5
バックカントリースキーの魅力!!
これからハマってみたい方、そして、
現時点ではハマるつもりはないけど、近い将来ハマってしまうであろう方が、
BCの魅力にハマるためのヒントを探るために登ってきました…、
『恐羅漢!!』
(Upするのが遅くなりました)
登ったのはちょうど早期展示会が始まる前の6月上旬。
気合を入れて一人でチャレンジ…と、言いたいところですが、
山登りは、はっきり言ってド素人(汗)、一人で登る勇気は当然ありません。
先シーズンが終了した頃からどうにかこうにかして体験せねば、
そう考えていた矢先、『天の声』が…。
ピステのお客様の中には山岳会の方がいらっしゃるのですが、
幸運にも『一緒に山登りしてみない??』とお声をかけて頂きました。
このチャンス…逃してなるものかと…。
『他にも興味がありそうな方をお連れしても良いよ』とおっしゃって下さったので、
興味がありそうなお客様数名にピンポイントでお声をかけ、
山岳会の方+興味のありそうなお客様数名+スタッフ石田、トータル8名で登ってきました。
僕がお声かけした皆さんもそれぞれに山登りは経験があったようで…、
山登りド素人は自分のみ(スタッフ石田だけ)
初心者が山登りを体験するとどうなるか??、実証実験??。
どんな服装がベストかいな??、靴はランニングシューズでも大丈夫かいな??
行動食はどうしようかいな?? 雨降ってきたらどうしようかいな?? カッパがいるかいな??
そもそも山歩き出来る体力はあるんかいな??
…等の不安要素がてんこもりだった訳ですが、
なんとかして経験せねば…、
とにかく山の会の皆さんにしがみ付いて行くしかない!!、
そんな思いでの初??登山体験でした。
その日は朝10時頃にスタート、
快晴とはいきませんでしたが、暑すぎず程良い気候でした。
(ルートはスキー場の右手から登山道を通り山頂の裏側え回り込んで、
そこから山頂へ、そしてゲレンデを通り下山といった感じ。)
経験者の皆さんの後をおいていかれないようについて行きます。
先頭、そして最後尾を山の会の方について頂き、万全の体勢で登っていきます。
ガイドの方がいらっしゃるとやはり安心です。(これは雪山のBCツアーも同様ですね)
初登山にあたって先程の様々な不安要素があった訳ですが、
一番の懸念は体力…、行程でいうと3〜4時間の歩きになると聞いており、
『最後まで体力もつんかいな?? 足手まといにならんかいな??』
と、登ることへの体力的な不安要素が一番大きかったです。
ただ、この不安は歩き出してしばらくして払拭されました。
先頭をいって頂いた山の会のお二人が(今回のガイドさん)
とてもいいペースで歩いて下さったからです。一歩一歩着実に一定のペースで…。
僕がお誘いした皆さんもさすが、程良いペースを保って歩かれます。
『これなら皆さんについていける』と、気持ちにも余裕が生まれてきます。
気持ちに余裕が生まれてくると、
山の景色や、日頃見ることのない植物や岩など『自然』がぐっと身近に感じられてきます。
あたりを見回すと…、
よく見ると石に『石』、その下に『→』と掘ってあります。
これは何かの道しるべ??なのでしょうか?
こんな見たことのない↓↓『白い花??』まで登場、山には不思議がいっぱい??です。
子供の頃に野山を駆け巡っていたころの記憶が蘇ります(めちゃ田舎育ちですので)
要所要所でこのような看板が出て来るわけですが、看板があるとはいえ、
恐らく一人で来ていたら不安でしょうがないはず…
ですが、今回は全然大丈夫、↓途中休憩の時の一コマです↓
こんなに頼もしそうなメンバーがずらり、山の会の皆さんに僕がお誘いしたみなさん。
仲間ってやっぱり大事です。初対面の方同士もすぐに打ち解ける。
山・自然の中で経験をともにするとお互いの距離もぐっと縮まります。
中央にいらっしゃるのは山の会の↓『◯岡さん』↓
この時の登山では最後尾にて皆さんを見守って下さいました。
途中、何度か小休憩をいれて、水分も補給しながら、どんどん進んで行きます。
登山初心者の僕ですが、気持ちに余裕が出てきてからの頭の中は、
『どんな景色・自然が待ち構えてくれているのかなぁ』そればかりです。
途中こんな大きな樹も。(これはまだ序の口ですよ)
さらに進んでいくと…、
山の裏側へ到着、けっこう開けていました。
正直正面の景色から裏にこんな所があるのは想像がつきませんでした。
あのガスの向こうに山頂があるはず??
しばし休憩をした後、山頂目指してスタート。
幻想的な自然が次々と目の前に現れます。あたりを見回すと…、こんな感じ。
緑の山もやっぱり良いです。
日頃の仕事の事等は頭からすっかり消え去っています。
目の前にどんな景色・自然が現れてくるのか、頭の中はそのことだけです。
↓↓写真は今回先頭をいって頂いた山の会のお二人、『◯坂さん』、『◯中さん』。
後を続く皆さんをしっかりナビゲートです。
歩きながらふと目を前にやると、圧巻の巨木が…『で、でかい!!、何じゃこりゃ??、樹齢何年??』
真下から見るとこんな感じ、ガスが何とも言えない神秘さをかもしだしてくれています。
雪山も当然ですが、やはり夏山も最高です。マイナスイオン満載、メッチャ癒されます!!。
なんとなくですが、山頂がさしせまってきた予感がします。
やっぱりガスが神秘的な雰囲気をかもし出してくれてますね。
やはりそうです、山頂目前…、予感的中!!。
スタートしてから2時間位だったでしょうか?、皆で無事に…
『登頂成功!!』
1346m、最初はどうなることかと不安だった訳ですが
登りきったことへの達成感がこみ上げてきます。
『や、やったぁ〜』と、思わず叫びたくなりました。
みなさんでパチリ、満面の笑みです。仲間ってやっぱり最高です。
山頂で軽く食事(行動食)をとってから、下山したわけですが。
下りはゲレンデをおりることに…。
今回のメンバーは当然みなさんスキーヤー、
頭の中はこんなイメージだったでしょうか?(当然僕もですが)
↑一度体験するともうやめられなくなりますね(笑)↑
途中↓こんな景色をみながら↓、スキーヤーであることを思いだしながらの下山…、
『冬だったら(雪山だったら)、あっという間に降りるのに』みなさんそんな思いでした。
今回、幸運にも山の会の方にお声をかけて頂き山登りを初めて体験したわけですが、
登ることへの魅力!!、山そのものの魅力!!
雪山同様に感じることができました。
未経験の分野に飛び込むのは、正直最初は勇気がいるのも事実…
ただ、踏み出した一歩の先には未知の世界が待ってくれています。
自然に癒され、仲間との絆も深まる…、最高の体験でした。
僕自身、登る前までは心配事が連鎖反応のように起こってきたわけですが、
思い切って実際に体験してみると、やはり…、
『登って良かった!!』
心の底からそう思えました。
お誘い下さった山の会の皆さんに、そしてご一緒して頂きました
お客様にはホント感謝です。
みなさん、本当にありがとうございまいした。
この場を借りて御礼申し上げます。
シーズン中のBCツアーも、
『参加して良かった!!』
そう感じて頂けるように、準備をススメて行きたいと思います。