初山岳スキー… (駒ケ岳BCスキー by 石田 Ver.)

こんにちは!!

BCスキー勉強・トレーニング中の石田です。

店長に引き続き、駒ケ岳BCの報告です。

 

本来ならメーカーさん主催のBC講習会で『立山』へ行く予定でしたが、

中止になってしまったので急遽、

店長、レンタルK2の湯浅社長と一緒に『木曽駒ケ岳BC』へ初同行してきました。

DSC_0288

今まで登山経験はほぼ皆無に等しい自分…(鳥取大山へ登った程度です)

いきなりそんな標高の高いところへは無謀なのでは?と考えましたが、

そこは文明の力、駒ヶ岳ロープウェイで標高2、500mまで一気に。

DSC_0278

DSC_0282

ロープウェーの終着駅にホテルが隣接しており、

初日、広島から移動した日はそのホテルへ宿泊。

今回の日程は天候的には大当たりで予報では快晴。

(湯浅社長の気の利いたはからいです)

 

夜は早く休み、明朝の日の出をしっかり目に焼き付けようという作戦。

と、その前に夜空も見ておかなければ…。

あいにく星空は見えませんでしたが、キレイな月明かりが僕たちを…。

DSC_0295

そして翌朝、澄んだ空気のなかの日の出…。

DSC_0324

最高の日の出に気持ちを新たにし、

『人生初の山岳スキー』

気持ちが高ぶります。

 

4月下旬とはいえ標高2,500m、早朝の気温はマイナス。

雪が緩むのを待って、8時過ぎにアタックを開始しました。

足元にはアイゼン、手にはピッケル、スキーはバックバックに。

今までツボ足及びシールでのハイクは経験がありましたが、アイゼンは初挑戦です。

経験者の二人にならい稜線を目指し、『いざ出発!!』です。

DSC_0327

登りだしてしばらく、『ぜぇ、ぜぇ、ぜぇ〜』と、息がすぐに切れてしまいます。

標高は2,500m超、酸素の薄さを身をもって実感です。

ただ…、辺りを見渡すとご覧の絶景。しんどさもすぐに吹き飛びます。

DSC_0328

後ろを振り返っても、この景色。

ロープウェーでちょっと横着した感もありますが、気分は『登山家』です。

DSC_0329

途中休憩を何度が繰り返し、稜線を目指しますが、登って行くにつれ斜度は急に…、

『後ろを振り返り写真を撮っておけば良かった』と今更ながら思いましたが、

そんな余裕はありません。落ちないように着実に一歩一歩…、

 

その後まもなく、ご存知の通り滑落してしまいました。

見たことのない絶景が目の前をグルグルまわり焦りましたが、

備えあればなんとやら!!。

ピッケルがなければ、スタート地点まで舞い戻っていたかもしれません。

滑落後から僕の心の中には『生きて帰る!!』という気持ちが芽生えてきました。

 

無事に稜線に辿りつくと、ご褒美とばかりに絶景が…。

『う〜ん、頑張って良かった』素直にそう感じます。

DSC_0332

今回の目的は、自らの足で登って、そして滑る、

その中で道具の使い方から何から何まで、自分の経験値を高めること。

 

稜線の裏に、程よいオープンバーンがあり、まずはそこで足慣らしです。

使用するツアーブーツ、スキー、そして雪質、ライン取りなど、

本番にそなえ滑走フィーリングを入念に確認します。

もちろんスタート地点への登り返しはシールでの登りトレーニング。

DSC_0347

そしていざスタート地点へ。左には『宝剣岳』が見えます。

昨年きたメンバーはなんと登頂しているとのこと。

湯浅社長からは『行ってみよう』的なオーラがでていますが、

そこは店長と僕でしっかり阻止?しました。『生きて帰る!!』のが登山です。

DSC_0351

スタート地点から下を見下ろすと…。

左は下に岩が出ていて、危ないということで右のルートへ行くことに。

DSC_0353

こんな感じです。宿泊したホテルが見えます。

出だしは狭く急斜面。転倒することは絶対に許されません。

DSC_0354

ツリーランは経験がありますが、岩場の間を滑走するのは初めて。

経験したことのない緊張感がこみ上げてきます。

『生きて帰る!!』、その思いからやはり滑り出しは守りの滑りに…。

しかし、ワンターン、ツーターンしていくごとに、

『スキーヤーの魂』が覚醒?。

山を登る技術は確かにまだまだ素人ですが、難斜面を滑る技術は身体が覚えているはず…。

  『このシチェーション…楽しまないでどうするの?』

心の中で天使?の声がささやきます。

 

地形の変化、石が出ていないか、どのようなライン取りをするのか…。

たった1本にかける思い、研ぎ澄まされた集中力が、

転倒することが許されない緊張感に加わります。

  『ちょっと攻めてみよう』

 

守りから攻めに転じると、今までにない感覚がこみ上げてきます。

ワンターン、ワンターンがスローモーションのように感じられ、

落下して行くスキーとのポジション、スキーさばき、エッジング、

そして雪からの反応…すべてが、鮮明に感じ取られます。

『なんなんだ? この感覚は? やばい!! やばすぎる!!』

DSC_0363

DSC_0369

所々、ジャンプターンを多用して滑り降りたわけですが、

雪面からスキーが離れ、身体が宙に舞った瞬間はスローモーションどころか…

  時が止まってしまったような錯覚に陥ります!!

ずっとこの感覚を味わっていたい、そう思いながら滑り降りて行きました。

DSC_0370

 

無事に滑り降りると、店長、湯浅社長、そして僕も

言葉では表現できない達成感・充実感に満ちあふれていました。

3人揃って、

『1本しか滑ってないのに、この感覚は一体なんなん?やばすぎる』

そう呟いていました。

 

このスキー…、一度経験すると…、やめられそうにありません。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)